森下篤史:
『24時間労働するぐらいの気持ちで、がむしゃらに仕事に取り組んでほしい。』
あ行
穐田誉輝(カカクコム)
浅野秀則(フォーシーズ)
稲盛和夫(京セラ)
井深大(ソニー)
岩元貴久(ロックノーブル)
宇野康秀(USEN)
小川善美(インデックス)
小倉昌男(ヤマト運輸元)
折口雅博(グッドウィル)
か行
神田昌典(アルマック)
熊谷正寿(GMO)
くらたまなぶ(あそぶとまなぶ)
近藤太香巳(ネクシィーズ)
さ行
斉藤一人(日本漢方研究所)
澤田秀雄(H.I.S.)
鈴木敏文(IYグループ)
関口房朗(VSN)
孫正義(ソフトバンク)
た行
高橋滋(カシータ)
な行
中島武(際コーポレーション)
南部靖之(パソナグループ)
野尻佳孝(テイクアンドギフ・゙ニーズ)
は行
畠中平八(タヒボジャパン)
平野岳史(フルキャスト)
ビル・ゲイツ(マイクロソフト)
藤田晋(サイバーエージェント)
藤田田(日本マクドナルド)
本田総一郎(本田技研工業)
ま行
増田宗昭
(カルチャーコンビニエンスクラブ)
松下幸之助(松下グループ)
三木谷浩史(楽天)
森下篤史
(テンポスバスターズ)
盛田昭夫(ソニー)
や行
安田佳生(ワイキューブ)
柳井正
(ファーストリテイリング)
わ行
渡邉美樹(ワタミ)
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> 森下篤史氏(株式会社テンポスバスターズ代表取締役社長)
森下篤史氏プロフィール
森下篤史氏(もりしたあつし)は、1947年静岡県生まれ。静岡大学教育学部を卒業後、レジスターメーカーに入社。
4年でトップセールスマンに。その手腕を買われ本社勤務に。しかし、役員と対立し退社。
小さな業務用食器洗浄機メーカーに専務として迎えられ、業績を挙げるが社長の嫉妬を買い退社。自ら食器洗浄機メーカーを設立。97年中古の厨房機器のリサイクルに着目し、
「テンポスバスターズ」を設立。飲食業界新規参入たちの強い味方となる。
テンポス精神17ケ条
第1条(ニコニコ・テキパキ・キッチリ・気配り・向上心)
自分が遠くにいてもお客様が見えたら、店内を走って近づいて大きな声で感じ良く「いらっしゃいませ」とニコニコ挨拶しろ。また「ありがとうございました」と聞こえたらお客様が見えなくても一緒になって言え。掃除の手は早いか、値付けは早いか、陳列は早いかを常に他人と比べて確かめ、人より手が遅かったら家に帰って練習して来い。これを「ニコニコ・テキパキ」という。
本物になりたいなら、仕事は手順通りやれ。手抜きをするな、きっちりやれ。そこそこで良いと考えるな。絶対に「しのぐ」癖をつけてはならない。
来店されたお客様の子供になったつもりで商品を探し出せ、他の店にも聞いてみろ。納品したら上手に使っているか電話して、近くまで行ったら必ず立ち寄り納品した商品を見て来い。これが「きっちり・気配り」だ。
給料を上げよう。仕事を覚えよう。技術を身につけようとするなら、自分で勉強しろ。休みの日には他店を見に行け。そこの店長に色々と話しを聞いてこい。途中で本を買って店で応用してみろ。これを「向上心」のある行動という。
第2条(儲けるな・儲けろ)
安い物を見つけて高く売って儲けてはいけない。安い物を見つけたら安いまま売れ。知識と技術を身につけてコストを下げ、しっかりとしたアフターサービスと無理だと思われる高い目標に挑んで、その努力から生まれた少しの利益で良い。楽して儲けたい者は我社にいない。我々はそれ程の者ではないだろう。
リサイクル業はなるべく高く買って赤字にはならない範囲で出来る限り安く売る商売である。さやを抜いて儲ける事で喜ぶような癖をつけるな。
事例:
ホテルの部屋にある冷蔵庫のウーロン茶200円。ふざけるんじゃない。このホテルに泊まってくれてありがとう、ウーロン茶90円。テンポスならこうする。
Tガスは独占企業。ガスを使ってくれてありがとう、工事代は他社より安くしますよ、テンポスならそうする。実際は他社より高い工事代。
おーい、みんな喜べ、競争相手はマヌケばっかり。
第3条(金の使い方)
車が必要な時、車がなくてもやれる方法を全て試せ。それでもだめなら貰って来い、拾ってこい。最後に買え。「当然中古!」
店が暗いからと言って照明を増やせば店が明るくなるものではない。ホコリだらけの商品や雑然とした陳列では、いくら照明を増やしても店が明るくなったといえるのか。君は店を明るくしたかったのではなく、金を使って照明器具をつけたかっただけじゃないか。
人手が足りないと思ったときは、動きが遅いか、二度手間になってないか考えろ。やり方を変えろ。訓練をせよ。人手を増やすな。物に頼るな。 銭を使うな。
第4条(責任)
遅刻したために、晴海の展示会場にみんなが車で行ってしまった後から、一人で会場に行く交通費は自分で払え。不注意で問題を発生させた時、自分が損してでも、犠牲を払ってでも解決することが責任を取ると言うことである。ただしこれは初級の責任感だ。上級の責任感とは、休日や夜中に地震が起きたり大雨情報が出た時に、心配になって即座に店舗に駆けつけて、一人で徹夜してでも倒れた商品を元に戻し雨水を掻き出して、翌日は何もなかったように出社することが出来るかである。
第5条(フリーエージェント・ドラフト制)
上司が嫌なら店を替われ、そこでも嫌ならまた替われ。何度でも替わってみろ。テンポスはフリーエージェント制だから。だがそのうち気づくだろう。理想的な上司や職場などないということを。自分で切り開いたところにしか「やりがい」はないということを。店長は、気に入らない使いにくい部下は他の店に放り出せ。テンポスはドラフト制だから自分の納得のいくまで何回でも人を入れ替えろ。だがそのうち気づくだろう理想の部下などいないということを。
第6条(お任せ下さい。)《大阪中央市場事件》
明日の午前5時よりビラまきをする事にした。当日、朝から大雨が降っていても、自転車に乗って30分かけて、びしょ濡れになってでも出社してくることが「お任せ下さい」の原点である。決して携帯電話で「今日はどうしましょうか」などと聞いてくるな。「ばか者!」
コンテナ一杯の商品を500万で買えとの指示に、350万円で購入することや、10日間でやれとの指示に9日間で処理することが「お任せ下さい」である。
事例:
米国駐在の日本人と初取引をする事になった。予算を訊ねられたので、「28フィートコンテナ1車分500万円でどうだ」と答えた。2ヶ月して1コンテナ分の荷が届いた。請求書は500万円である。彼は「余分な経費が100万円程かかったがその分は初取引だから自分の方でみます。」と言った。
初取引で信頼してもらうには、500万円の請求をしないで350万円か、400万円でコンテナ1車分の荷を集めて、私頑張りましたよとやらねばならぬ。
大事な見せ場を失ったよ、君は。
第7条(自分の気持ちの優先)《札幌看板事件》
良い事をすぐやらない。悪いことをすぐやめられない。会社が損をすると解っていても即座に手を打たない。嫌な事を避けたいと思う自分の気持ちを優先させ、結局はこちらの要求を突きつけられず、相手の言いなり通りに処理してしまう。逆に、自分の要求だけ主張し過ぎて、相手を怒らせてしまう。こんな店長に、店を任せる訳にはいかない。(札幌店となりのガソリンスタンドの看板前に、当社の大型看板を札幌店敷地内に設置しろ。設置によりGS看板が見えなくなる。)ビジネスは打つべき手を打たなくてはいけないと判っていても、やりたくない自分の気持ちとついやりやすい事をやってしまう気持ちとの戦いが毎日発生する。自分の気持ちを優先しているうちは趣味か家庭人である。
事例:
戦の最前線で槍を持って突進した。隣にいた20年来の幼なじみに流れ矢が刺さって血だらけになって倒れた。彼は泣き叫んで苦しんでいる。君は親友を見捨てて突進していけるか。もちろん、見捨てないで友を肩にかけて戦列を離れるだろう。君は心のやさしい人間だ。それで良い。
だが、大将は次の戦さには君を連れてはいかない。君は戦士ではない。戦いは非情だ。友情を取れば戦士ではなくなる。だが俺は戦士ではない君とは人間として一生お付き合いさせてもらうよ。
第8条(部下の事。ひとを好きになれ)
店長は、部下の顔色は良いか、張切っているか、悩んでいる様子はないか、常に気を配り、「やりがい」のある職場づくりを目指せ。24時間部下の事ばかり考えろ。ちょっとした心使いを感謝され、お客からお礼を言われた喜び、自分が仕入れた物が売れた時、陳列を変えてみたら売れた時、嬉しい。テンポスの店では嬉しい事、喜べる事がいっぱいある。それを経験させ、部下と一緒に喜べる人になれ。
事例1:
甘やかされて育った5才の子供が食事の時いつもケーキとジュースを飲みたがって泣く。栄養のことを考えると毎日ケーキではと、子供に「ご飯を食べてからよ」と言ってはみるものの、あまりに大声で悲しそうに泣きつづけるとかわいそうな気がして「ケーキ食べたら必ずご飯も食べるのよ。」と言って、結局ケーキを与えてしまう。
自分をごまかしてはいけない。子供が悲しそうに泣くからかわいそうな気がしたのではない。これ以上我慢させるのが嫌だからケーキを与えたのだ。つまり君は自分がかわいくて、自分の気持ちを優先させたのだ。子供の事なんか一つも考えていない冷たい人間だ。
事例2:
花が好きな人は植えて、水や肥料をやり、雑草を抜く。暑い日が続き、枯れてしまう。 ある日根元からかわいい芽が出ているのを見つけた時の喜びと言ったらない。こんな に一生懸命、 面倒を見たのに、などと花を責めない。ひたすら花の命がまっとうされるのが嬉しい。“人が好きなら同じ事である” 。
第9条(リーダーシップ)《花見川店に行くのは嫌だ事件》
自分の店に「頼みにくい」「使いにくい」部下がいたら、何をやらせるにも、まずその部下にやらせろ。そして言え「おれはお前が苦手だ。お前には命令が出しにくい。命令を出さなければおれの負けだ。申し訳ないが、自分に負けたくないので真っ先に命令する」と。
事例:
千野店長は自分の片腕にしている部下に花見川店の店長をやってくれと命じた。彼女は「花見川のような地方の小さな店では情報が入ってこなくて時代遅れになってしまうから嫌です。」と言う。無理に行かせると辞めてしまいそうである。千野店長は相手の気持ちがよく判る優しい男だ。「じゃあ花見川は私とあなたで週3日づつ交代で店長をしよう。」
人を使う立場の人は命令に従わなければ辞めても結構と言わなければ、相手に見透かされなめられてしまう事を知っている。辞められたら本当は大変困る。それでも徹底できる人は辞められて困る事より命令に従わない人を作る事を怖れる。
第10条(いてての法則)
従業員に前屈をさせて、手のひらを床に着けさせてみろ。「いてて」と言いながらも練習を続けていると、「いてて」の位置がだんだん下がってくる。そしていずれは全員が手の平を床に着けられるようになるものだ。つまり個人により現状のレベルが違っていてもそれぞれが「いてて」の位置で努力すれば、いずれは目標到達出来るものである。自分の仕事上の「いてて」の位置を見つけろ。無理だよ、やり方が分かりません、やった事がありません、全て「いてて」の位置である。「いてて」の位置にある仕事に取り組んだ時、初めて能力のアップになる。おじぎを毎日100回やっても1年後に床に手が着くようにはならない。
第11条(テマスケの法則)《テーマを持つと何でも出来る》
20年自転車に乗っていても、両手を離しては10mも進めない。「手を離して乗ってみよう」という「テーマ」を持って乗るだけで、手が離せるようになるのと同様に、生きて行くうえで、人に言われてからするのではなく、自分で「テーマ」を持ち、やるべき事はなにかを知り(業務分解)、「作業割り当て」「スケジュール」を立てて実行することで、目標は達成できるようになる。
事例:
馬鹿っぽい高校生が両手を離して自転車に乗っていた。私は40年自転車に乗っているが両手が離せない。彼は自転車通学で毎日学校に通っている道すがら、ふとしたきっかけで手を離してみた。面白がってやっているうちに両手を離して乗れるようになった。彼と私の差は決して能力ではない。手を離して乗ってみようと思ったか思わなかったかの違いだけである。もうちょっと込み入ったテーマは思っただけではうまくいかない。テマスケの法則を使え。
第12条(基本に忠実)
基礎を身につけている間は、本を読め、先輩に教われ、決して自分で工夫するな。個性も出すな。技術習得は「600分の1の法則」を思い出せ。未熟者の考えを聞いている暇はない。言われた通りやれ。
3年たっても工夫もないのか、自分の考えも出ないのか、自分は昨年とどう変わったか、何を学んだか、いつまでも言われた通りやってるんじゃない。誠実で責任感があっても売り物にはならない。そんな人は化石だ。
事例:
600分の1の法則
西洋医学、6千年前のミイラ作り、これらは人体の解剖から始まっている。6千年にわたってさまざまな実験を繰り返して医学は発達してきた。明治になり人体の解剖をした事のない日本人森鴎外は軍医として10年ドイツで医学を学び、日本の医学生に指導するようになった。科学は6千年で作り上げたものでも10年で習得できる。600分の1の速さである。先人の作ったものは習得するに限る。新しい技の研究なんかするもんじゃない。但し、習得したことを行っているだけでは発展がない。
第13条(訓練)
人を使う立場の者は、来る日も来る日も「訓練」を繰り返せ。知識を身につけても、実際にできなければ意味が無い。冷蔵庫の勉強会で、メーカーの担当者が教える内容は「冷媒のしくみ」などだが、こんな事を客から質問された事が一度でもあったか。これこそ無駄な勉強だ。それよりもお客様に良く質問される項目20問に答えられる様にすることが訓練である。知識2割の訓練8割。これが「テンポス」の教育だ。
事例:
店長の仕事の8割は指示、徹底である。指示を出したら結果を見て、指示の出し方を変えるか訓練させる。訓練は出来るまで見本を見せてやらせ続ける。出来るようになるまでやらせないとそれまでかかった時間、労力は意味が無くなる。めんどくさくなっては負けだ。出来るようになるまで淡々と続けろ。口で言う(命令して)だけで仕事の出来る人はいないと思え。
出来ない部下の事を、「いつも言っているんですが」「口うるさく言っているんですが」といい訳するな。出来るようにさせない君は人を使えない。
第14条(自転車0.99の法則)
自転車に乗れる(1.00)ようにといくら練習しても、もうちょっとで乗れるところ(0.99)まできても、乗れなければ何にもならないのと同様に、要求通りの内容でない、期日を守らない、数が揃わない、約束の時間を守らない等、要求に到達しないと、どんな努力も報われない。自転車のボーダーライン(1.00)は「乗れるか、乗れないか」で判りやすいが、ビジネスのボーダーラインを見つけ出すのは難しい。
自分の仕事で「客に誉められたか、喜んでもらえたか」「上司を納得させたか」敏感に感じ取り、ボーダーラインを見つける努力をしろ。1.01と0.99は、見た目にはほとんど差がない様に思えるが、1.01を100回続けて掛けると2.70となり、0.99を100回続けて掛けると0.36、となるように、「まあ、これでいいか」(0.99)を続けていると、いつまでも目標は達成出来ない。しかも将来この差はデカくなる
天ぷらを揚げるのには油を170℃にし、3分もあれば、うまい海老天が揚がる。40℃の油に10時間海老を入れたって、天ぷらにあらず。君の努力は40℃。
事例:
黙々と努力をしていてリストラにあう人、頑張っても評価されない人はいつもマイペース。
第15条(自分を大切にせよ)
会社に不満を持っている人へ、仕事が面白くない人へ。早く仕事を辞めなさい。辞める前に一つだけやれ。6ヶ月後に辞めるとしたら6ヶ月間で現在やっている仕事の目標を作ってみよ。客数を2倍にするとか売上を3割アップしてみるとか、会社のノルマとは関係無く自分で設定してみよ。その目標に到達出来た時は辞めようと決めておけ。達成した時は今までのなさけない自分ではなくなっている。上司が悪い、会社が悪い、認めてくれない等と思わなくなる。
第16条(楽天主義・努力を続けると必ず結果が出る)
不良在庫を減らしても、粗利予算を達成しても、誉めてもらえない時がある。上司は認めていない訳ではない。誉めてくれないとか、認めてくれないと言って「いじけて」どうする。君が人を使う立場に立った時、全ての部下の行動をつかめるか?自分が忙しい時、クレームがあった時、健康を害している時、いろんな事があってつい部下の誉め時を逃がす時がある。研修審査で学んだ「再挑戦」の意味を思い出せ。限界に近い力を出して、何度も何度も挑戦した結果、最後には必ず合格したではないか。これでもか、これでもかと続ければ認めてくれるに決まっている。安心して取り組め。
第17条(頭が良いが、行動しない人へ)
新しい人事考課にしようとすると頭が良いが、トライをしない奴は「そんなやり方で公平な評価が出来るのですか。客観基準がないじゃないか」と必ず言う。会社も上司も誰だって公平、適格な評価をしようとしているんだ。完璧、公平、適格な評価がこの世の中にあるか。第一、君に公平、適格な評価が出来るというのか。変化に抵抗しているだけなのに、もっともらしい理屈をつけるんじゃない。
事例:
行動派は単純で馬鹿っぽく見えるし馬鹿が多い。行動しない君は頭が良くて失敗しない。トライしない人だから失敗するはずがない。トライして失敗した行動的な馬鹿に君はしたり顔で言う。「ほら、万事がうまくいくはずがないと言っただろう。」うまくいかないと予言した事が当たって自分は先見性がある頭の良い人だと嬉しがっている。
ベンチャー企業とは単純で馬鹿っぽく行動派が失敗し続ける企業の事を言う。滅多に成功はしないがそれでもトライしたくなるというエネルギーを持っている会社とその人たちを言う。
森下篤史氏の著書
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「戦いモード」で会社が変わる 実践! 「武士道」の成功法則
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